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木曜日, 4月 5

介護バブルの破綻

介護バブルの破綻 著 者: 武相荘翁

とある、老人向け介護施設関係の話によりますと、
今は介護バブルなのだそうです。
老人介護施設、グループホーム、デイサービスセンターなどが
着実に日本の各地に増えてきています。
そして、老人介護・シルバー産業に参入する業者が次々と出ているようです。


介護バブルといいますが、昔から老人はいたわけですし、
最近になって急に老人の数が急増したわけでもありません。
介護バブル状態になるのが不思議でしたので、
介護バブルの理由を介護施設関係者に伺ってみました。


すると、確かに昔から老人はいましたが、
老人の食事や入浴などの身の回りの世話を、
家族以外の業者に頼む事は、近所の手前などもあり、
できななっかったという心理的部分が大きかったそうです。


そして、どうしても家族で面倒を見れなくなったときには、
老人病院といった老人専門にみてくれる病院があったそうですが、
国の方針が変わり、老人は病院でなく介護施設で世話をする。
つまり医療保険を使わずに
介護保険を使って老人の世話をするようになったようです。


そういった、介護保険に始まる
国全体の介護施策の見直しなどにより、
年寄りを抱える家庭が回りの目を気にする事無く、
介護業者に依頼する事が出来るようになった事、
つまり日本人の老人介護に関する意識の変化が。
介護バブル状態になった原因として大きいそうです。


新規参入の介護業者が続々と多く出てきますと、
過当競争になり、深刻な状況のような感じがしました。
当初は、介護施設が足りなく、行政も補助金を出したりしていたようですが、
最近では、入所する方がいなくて赤字になっている老人介護施設も多いようです。
特に医療と関係がないところが始めた介護施設に赤字のところが多いようです。


病院が作った介護施設は、病院から介護施設へという流れがあるわけですが、
パチンコ屋さんが作った介護施設ではそういう流れがありませんから、
介護施設があまってくるとそういうところから淘汰されるのでしょう。

介護バブルが終わった後に、
本当に日本の社会になくてはならない、
介護ビジネスモデルや淘汰を乗り越えた介護業者が存在するのでしょう。


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